ド文系がリケジョを目指すおはなし

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研究室物語①

こんにちは!

今日はひな祭り、時の流れは早いものです。

先月から始めた研究室でのresearch internship. 久々のアウトプットで毎日楽しく過ごしています。

 

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⇨大学の敷地とは思えないほど大きな研究室が入っているビル

 

研究室の内容としてはユビキタスコンピューティングを主に扱っているので医療を主として災害や食などの様々なテーマに最新技術の応用をしています。その中でも私の印象に残っているのは災害時の対応をVRを通して学べるアプリケーション。災害時のいろいろなシチュエーションを想定されていて、VRを通して現実さながらに体験することができます。人間生活の中に最新技術を組み込んでいく、誰も気づいていないところにも組み込んでいく。そこが面白い研究室だなと感じています。

 

研究者は博士の学生、社会人合わせて20人ぐらい。もちろんのこと現地の大学生は忙しくて研究室にはいないので私は最年少になり、少し嬉しいです笑

 

オフィスの中にはソフトウェアエンジニアからハードウェア、デザイナーと幅広くいます。だからこそいろいろなプロジェクトが実際に企画されてから実現まで一つの研究室で行われています。

 

私はこの研究室で2つのプロジェクトにいれてもらいました。その活動の中で感じたことをシェアして行きたいと思います。

 

ユビキタスコンピューティング×データサイエンス

今までのインターンやゼミではマーケティング系のデータを扱うなど比較的サンプルサイズが大きいデータを扱っていました。今回初めて自分たちでデータをそもそも集めるためのプラットフォームの作成から行って、実際にデータを集めてきたデータの分析に関わっています。データを集めるところからやらなくてはいけないのがこの分野の現状なんだなと感じました。いわゆるビッグデータであればデータを集める手間は省かれるのでだからこそあまりデータサイエンスがこの分野であまり発展してないのだと思いました。(もちろんだからこそ欠損データも多く前処理もあるが)。

さらにデータを集めるのが一手間かかるからこそ、同じようなデータを分析した前例が少ないです。そのために分析法を考えるのも一苦労でした。しかし、だからこそチャンスがあるなとも感じました。前例が少ないからこそこの分野をやっていくことは未来があって面白いと感じています!

 

②研究室の雰囲気

初めて海外の環境の中に身を置き仕事っぽいことをしています。今まで日本でしかインターンもしたことがなかったのでいろいろな違いを発見できることは日々楽しいです。言語の壁はあっても統計は世界共通なので専門分野でなら特に話ができることはとても楽しい。ましてや学部生が博士の人と対等に意見を聞いてもらえることはとてもやりがいがある。働き方はITベンチャーかっていうぐらいフレキシブル。この研究室は社会人が多いので、会社のように国からお金をもらって働いているにも関わらずとても自由な働き方をしている。11時に出社する人もいれば18時に帰宅する人もいる。お昼休憩は1時間半以上はある。日本で暮らしていたら信じられないような働き方をしているがとてもみんなのびのびと仕事をしていて、同じ空間にいる身としてはとても働きやすい。このような環境には向き不向きはあるとは思うが少なくともこういう働き方もあることを知ることは大切だろう。

 

働き始めてたったの1ヶ月弱でもたくさんのことを感じさせ、勉強させてくれました。まだまだここから頑張っていきます

 

P.S

今週の一冊は「統計学図鑑」栗原伸一 (著), 丸山敦史 (著), ジーグレイプ (その他)

詳しく一つ一つの手法について数式を使って説明されているわけではないが、様々な手法同士の関係を整理したいときや数式が苦手な方にはとてもおすすめ!説明がかなりわかりやすいのでとても良かった。大学で習わないような手法も載っていて実践的。