ド文系がリケジョを目指すおはなし

日々の記録とモチベとシェア

私はどう生きるか🐣

こんばんは!今年は例年以上に暑い夏が続き、熱中症になりそうな日々です。週に一回はランニングをし、体力をつけようと抵抗をしています笑

 

昨年、新卒一年目として会社員になりました。そして、この春に社会人博士への扉を開けました。社会人博士になって、早4か月。

 

この間には様々なもがきがありました。社会人博士は思っていた以上に辛いもので、精神的な余裕を作ることに一番苦労をしています。

 

しかし、最近になって、私が昨年一年間で見失っていて探し続けていた、私はどう生きたいのかが見えてきた気がします。それはきっと仕事と研究と両立をし、自分の限界に迫る中で見えてきたものである気がしています。

 

一言でいうと、「私は多くの人に感動を与えたい」。もちろん私自身がおいしいものを食べて感動することはうれしいですが、それよりも多くの人に感動を与えることができたら私はもっとうれしいです。より身近な世界でいえば、家族や私の大事な人々に感動や元気やポジティブな感情を与えることができることが私にとっては生きがいです。そんな特性のため、自分のためにオフやご褒美を上げるのが下手なのですが、、、笑

 

きっと私が社会人博士を始める前に悩んだように、私以外にも社会人博士の扉を開くかどうか悩んでいる方もいると思います。あくまで私がこの4か月でこの選択を後悔していません。どこまで這いつくばっていけるかはわかりませんが、倒れるまでは頑張り続けます。

ITで多くの人に感動を与え、私の背中で誰かに元気を与えることができるなら🌟

 

そしてそんな私をいつも応援してくれる方々の期待に応えたいと思います!

 

私が修士で一番研究に行き詰っていた時に友人が言ってくれました、「そんなに大変そうなのにやめないのは好きだからだね」。そして、この間仕事の辛さを友人に相談して時にも「そんなに苦手なこともしっかりやろうとしてるのは仕事が好きなんだね」。たぶん私は研究も仕事も好きです。そのことに気付かせてくれた二人には、感謝しかないです😀

新しい挑戦の始まり✨

こんにちは、久しぶりの投稿になってしまいました。

社会人になって約一年間、本当に色々な大変なことと嬉しいことがありました。

そんな中一番の大きな変化は、今年の4月から社会人博士を始めることです!

あんなにも大学院中に内定者インターンをしたときに絶対に社会人博士だけはしないと思っていましたが、、、笑

 

この一年間を振り返ると、特にこの一か月間は非常につらかったです。なぜなら、博士の入試の面接が2月末にあったからです。きっと皆さん思うでしょう、ただの面接じゃないかと。何がそんなに大変なんだと。その気持ちは私もすごくわかりますし、まさかそんな二月を過ごすとは私も思ってもいなかったです。

 

しかし、二月になった瞬間、夜は寝つきが悪くなり、ストレスを抱えているのだろうという症状が色々出て、久しぶりに熱も出して、これは何かがおかしいと自分も症状が出てから気付きました。

 

私自身も謎でした。何がそんなにつらいのかと。でもそういう時はその辛さの原点をひたすら探す以外に解決策はなく、見つけない限り症状は治りませんでした。

 

その原点は、本当に社会人博士を始めるのだということへの恐れでした。社会人をする中でもう一歩自分の実現したいことを叶えるためには博士に行くしかないと昨年9月に決心したはいいものの、研究をしながら全然分野が違う仕事の方も結果を出しながら働き続けることに対して、自分自身が自分に対して不安を抱えていました。その不安が入試を前にして前面に出てきてしまい、その不安のおかげで仕事も入試の準備も手につきませんでした。そのために仕事で毎週怒られ、研究計画はどうも具体化せず、負のループの連続でした。

 

それに気付いた私はひたすら自分が実現したいビジョンを今一度見つめなおし、それに対して本当に必要なものは何なのか取捨選択をしようと思いました。その結果、私はどんな手段を使ってでも今は社会人と博士の両方をチャレンジするしかないという決断ができて、やっと覚悟を決めました。

 

覚悟を決めることってこんなにも大変なことだったかなと思いながら、でもやっとこの道を進むしかないのだと思えました。そこからは少しずつ色々なことが前に進み始めました。だんだんと仕事と研究や勉強をどうすれば両立できるのか少しづつ時間をうまく使い分けられるようになってきました。

 

長くなりましたが、紆余曲折ありましたが、私は4月から社会人博士を始めます!

試験のために久しぶりに大学に足を運び、教授と話しをして、なんだか心がとってもわくわくしました。

 

最後に、この二月を乗り越えられたのはいつも私を支えてくれる両親とこんな私を理解してくれている大切な大好きな仲間のおかげです。今までの私は人に頼ることが怖くてできなかったけれど、初めてこんなにも人に助けてもらったそんな一か月でした。結果で恩返しできるように日々精進していこうと思います!

 

乞うご期待!!

2021年の振り返り

こんばんは!

2021年は毎月ブログを書こう書こうと思っていたのですが、気がつけば今年も最終日になってしまいました。来年はもっと更新できるように頑張りたいです笑

 

今年は大きく三つのことができた年でした!

 

🔷一つ目は研究。

就職前最後の研究ができる期間なので後悔しないように研究に打ち込みました。前半は研究のやり方自体を勉強し直すために修士一年生に混じって研究とは?から徹底的に叩き込み、後半は分析がうまくいかずに苦しみましたがどうにか年内にほぼ書き上げることができてよかったです。あとはジャーナルに通せるように最後の一踏ん張りします!

シンガポール大での論文も査読ありの国際ジャーナル(IF:5程度ですが...)に通すことができたのは一つ大きな収穫でした。

🔷二つ目は女子AI教育の講師。

初めて人の前に立ってレクチャーをするという経験をしましたがとても難しかったです。それでも最後の授業の時に一人の生徒に毎週楽しみにしていましたと言われた時には本当にやってよかったと思いました😊これからも女子のAI教育には特に文系出身の女子として貢献できることがあると思うので頑張ります。

 

🔷三つ目は長期インターン

8月から久しぶりにデータサイエンス職でインターンを始めました。その会社は外コン出身者や東大卒の方が多く、非常に優秀な社員ばかりの会社で私には雲の上のような会社ですが尊敬する方たちばかりで日々楽しいです。最初は精神的に辛かったですが、森岡さんの「苦しかったときの話をしようか」を読んで、他人と比較するのではなく昨日の自分と比べるように変えたら楽になりました。やはり手を動かしてプログラミングはしていないとすぐになまってしまうなと反省しています😂

 

2021年は大好きなITを大好きでいながらも追い込んでいけた一年だったと思います。反省点としては余裕を持つことができなかったことので、来年はもっとオンオフを意識して余裕を作れるような人になりたいです!

 

以下に分野ごとに今年読んだおすすめの厳選の本を紹介します!
もちろん論文を読むことが一番大事だと思いますが、時間がかかるので教科書でざっと基本と概要を把握した上で論文を読むのが個人的に好きです。

🔶データサイエンス系
データサイエンスは全て勉強しているとキリがないのである程度統計学の基本と線形代数微積をおさえたら、あとは手法を使う時に適宜勉強するしかないなと4年目にして感じています。

🔶マーケティング
マーケティングを経済学部が学ぶとこのような本から入門すると楽でした。その上で論文を読んだり、研究発表を聞いていくと何の話をしているのかを理解ができました。


2021年は今までで受験の次に辛かった一年でしたが研究の大変さと楽しさが感じられた一年でした。私は新卒では研究者にはなりませんが、今年の経験を生かして、研究をビジネスにいかす最前線として働いていきたいと思います。

2022年は余裕を持ちつつ、夢を叶えられるように一歩づつ頑張ります💪

 

 

2020年の振り返り

こんにちは。
今年は10年に一度とも言える大きな出来事が世界的に起きた歴史に残るような一年でした。私にとっても今年は自分の人生の歴史に残る一年になりそうです。今年は大きくは修士課程の入試と入学と研究の続きと就活がありました。

この2年間はこの夢を叶えることを強く考えすぎることでいつしかITが楽しくて好きだという感情を忘れてしまい、だんだんと苦しいことをいかに耐え続け自分の限界を超えることに全力でした。そのおかげで確かに前進することができました。文系ながら外資IT企業の技術営業職で内定を手に入れることができました。このブログのタイトルにもありますが、今まで友人に宣言してきたことを少しは達成できて嬉しいです。言霊は大事だなと改めて思いました。(運が大きいとも思いますが笑)

そんな中私は大好きだったはずの研究や勉強が辛すぎて、逃げ出しました。そして気付きました。夢を追いかけるあまりにITが楽しくて大好きだという感情を忘れていました。私は今一度ITが大好きだったあの気持ちを思い出しました。

2020年は私にとって大好きなものが大嫌いになった一年でした。2021年はITが大好きで夢を叶えたいからこそ、肩の力を抜いて、ITが大好きだという感情を忘れないで生きていこうと思います。

 

🔶1-4月

コロナの影響で授業開始が遅れたので、今までやり残していたことや復習に力を入れました。

🔶5-7月

授業が始まりました。研究を続けつつ、修士過程の前半は勉強に力を入れることにしました。

🔶8-9月
フルリモートで週5で2ヶ月間インターンをしました。このインターンは今までの人生で一番楽しかったと言っても過言ではないぐらい楽しかったです。NDAがあるため内容は割愛します。

🔶10-11月
学部の時から数えると2回目の就活なので後悔しないように全力で取り組みました。

  • 就活

🔶12月

  • 逃げる。
  • 世界遺産検定二級取得)
  • (AZ900合格)

 

🔶来年やりたいこと!!

・CSについてはあとネットワークとデータベースとセキュリティ

・IT×小売

神経科学×人間の意思決定 の勉強を続けたい

応用情報技術者試験

・統計検定

 

 

色々あった一年でした。その中でも一つ上のステージに進めたそんな一年だったと思います。来年は夢を追いかけることを楽しみつつ、日々の小さな幸せも噛み締められるそんな人になりたいです😊

これからも妥協なく継続していくぞ!

 

 

神経経済学とは?

こんにちは!

気付けば2020年5月も半ばを過ぎました。

世界はコロナという誰も予期していなかった(ビルゲイツは予期していた😮)事態ですが、ニューノーマルな日々を過ごしていくそんな日々ですね。

 

今回は私が専門で研究を行っている神経経済学について紹介したいと思います。

私自身もまだまだ勉強中ではありますが日本であまり研究されていない分野ですので、少しでも多くの人にそういう分野があることを知ってもらえたらなと思ってます。

 

神経経済学とは一言で言うと、

人間の意思決定を神経の側面から説明する

ことです。

 

そもそも経済学って何か。大学に入るまで(いや大学4年生の途中まで)経済学とは何か私にもわかりませんでした。経済学とは人の行動を説明するための合理的仮説に基づいた理論です。そこから派生したのが行動経済学です。行動経済学と古典的経済学の大きな違いは人間の合理性を仮定しているかいないか。その行動経済学からさらに派生したのが神経経済学です。つまり、経済学というのは人間の行動を説明するために色々と工夫を重ね進み続けているということです。しかしここで気をつけないといけないことはパラレルワールドのようにどんどん分岐しているので、どれが正しいとか正しくないとかいう問題ではありません。行動経済学が出てきたからと言って、古典的経済学が正しくないわけではありません。よく古典的経済学vs行動経済学という風に捉えられていることも多いですが、私はどっちも素晴らしい理論だと思っています。あくまで個人的な意見です。

 

話を戻します。

神経経済学についてここで一つ論文をあげたいと思います。

Neural Predictors of Purchases

Brian Knutson, Scott Rick, G.Elliott Wimmer, Drazen Prelec, and George Loewenstein

(2006)

この論文は人が商品を購買するか否かをfMRIを用いて計測することができるかを研究しました。

今まで古典的経済学では人々は商品を見て、潜在的な利益を自身で決めて、その上で価格を見て、予想された利益と実際の価格を比較して、購入をするかしないかの判断をすると考えられていました。しかし、マイルやクレジットカードなどの仕組みが導入されたことにより人々は購入時に金額が提示される状況だけでなく、実質0円で買うことができるなどといった状況もあります。そのことも踏まえて考えられたモデルが行動経済学における hedonic competitionです。(Prelec and Loewenstein, 1998)
これは"取得の即時の喜び"と"支払いの即時の痛み"との間のヘドニック競争を指します。つまり、購入時の利益と損失のトレードオフから購入するかしないかを決定しているということです。

この理論は神経経済学の側面からも同じように捉えることができます。
この研究以前に以下のことは前提としてわかっていました。

  • 側坐核(NAcc)は利得予測と相関している
  • 利益の結果により内側前頭前野(mPFC)が活性化する
    →利得予測の誤差と相関
  • 島皮質(Insula)の活性化は損失予測に重要な役割を果たすという仮説
    (Paulus and Stein, 2006)

これらを踏まえて、この研究では以下の実験が行われました。

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被験者は図にあるようにまず4秒間商品を見ます。その後の4秒で価格を見ます。次の4秒で買うか買わないかを判断してもらいます。とても単純なゲームです。

このゲームの際に先ほど出てきた、側坐核(NAcc)と内側前頭前野(mPFC)と島皮質(Insula)の三つの部分においてどれぐらい活性化するかを計測しました。

結果、被験者が商品を購入するかどうかは脳の三つの部分の活性化具合を説明変数としたロジスティック回帰を用いて予測できることがわかりました。

つまり、利得と損失に関連する異なる脳領域の活性化は、購買決定に先行しており、購買決定を予測するために利用できることが示唆されました。

 

この研究でも明らかになったように人の行動は神経科学の側面からも説明することができます!

 

神経経済学はこれから先今まで以上に注目される分野になっていくと思います。それはなぜかというと、IoT技術の進化などによりどんどん生体情報の収集がいろいろな場面で行われていくことが増えているからです。生体情報が集まれば集まるほどこのような神経経済学の知見を社会に生かすことができると思います。

 

少しでも神経経済学の魅力が伝わっていたら幸いです😊

 

 

より深く知りたい方は以下の本が有名です!

Neuroeconomics, Second Edition: Decision Making and the Brain

Neuroeconomics, Second Edition: Decision Making and the Brain

  • 発売日: 2013/10/11
  • メディア: ハードカバー
 

 

 

 

 

 

 

2019年の振り返り

こんにちは
今年ももうすぐ終わりということで記録代わりに振り返りでもしてみようと思います。
今年は大まかに振り返ると前半はシンガポール留学の後半と前半は日本での学生生活でした。
色々なこともありましたが総じて色々なことを学べたそんな一年だったと思っています!

 

🔶1-4月

シンガポール最後の学期はCSをやると決めていたので、授業で履修した三つの科目を取り組んだ。また、大学内の研究所でのリサーチインターンをした。

  • 離散数学
    結局、統計学機械学習を勉強し始めると統計学は数学であることに帰着する。数学と言っても色々あるが、今年中に線形代数、位相と集合、ルベーグ積分までやりたいと考えていたので、その第一ステップとして離散数学を履修した。最終的にはフーリエ解析まで繋げていきたい。
    離散数学はNUSでの授業のプリントがとてもわかりやすかったので特に自分で教科書は読んでいない。大学生になってから出会った先生の中で一番わかりやすかったと自信を持って言えるのでもしNUSに留学した際にはぜひ受けてほしい。

 

 

 

 

🔶5-7月

留学が終わったのでせっかくなので英語の試験を一通り受けようと思い、TOEICTOEFLとIELTSと一通り受けた。それぞれ一ヶ月に一個受けたので、毎月次の試験に向けての勉強をした。結果的には初めて受けたIELTS以外は留学前から点数が大幅に上がったので、少し安堵した。
結論、留学は点数が上がる。

また、大学で集合と位相と時系列解析の授業を履修した。

 

 

 

 

🔶8月

線形代数の総復習とチームラボでカタリスト(PMのようなもの)としてインターンをした。初めての非エンジニアとしてもインターンはとても新鮮で楽しかった。ある大企業のアプリの設計に携われて、完成が待ち遠しい。

 

🔶9月

オフ。
ひたすら海外・国内と旅行した。

 

🔶10-12月

秋学期の授業が始まったのでいくつか履修をした。その中でも力を特に入れたものを下に並べる。また、研究室での共同研究と卒論に取り組んだ。そして、友達に誘われて大学と協賛企業の共同ハッカソンの運営に携わった。勉強と研究とバイトと。

 

 

 

🔶まとめ

今年はCSの基礎と数学の基礎と強化学習を習得した。
来年以降は今年の構築した基盤を生かしていきたい。

 

🔶来年やること

・CSについてはあとネットワークとクラウドコンピューティング

・数学についてはフーリエ解析をマスター(信号処理)

脳科学(神経経済学)

行動経済学(特に人間の行動や意思決定について)

・画像解析に再び挑戦

 

 

とりあえず今年中に卒論を終えられたので今学期は追い込みインプット。

無限にやりたいことはあるので勉強と研究と旅行を引き続き楽しみます🤓 

 

 

LAST!シンガポール国立大学留学物語⑤

こんにちは!

無事に先月シンガポールから帰国しました。やっと日本の生活にも慣れてきたので最後にシンガポール国立大学についての情報を最後に書きたいと思います!

 

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①School of Computing の授業は最高!!

私がシンガポールでほとんどの授業はこのSchool of Computing学部のものでした。授業はそれぞれレクチャーとチュートリアルとラボの三種類。簡単にそれぞれを説明するとレクチャーは日本の大学といわゆる講義のこと。チュートリアルは事前に課題が出ていてそれの答え合わせ。ラボも同じように課題が出ますがもうちょっと技術的な問題が出ます。授業によっては週に合計で6時間も一つの科目で大学に行かなければいけないこともありました汗それにプラスして自分で課題を解く時間などを確保するのでとても時間がかかります。

それぞれの科目は課題をこなすこと、試験をこなすこと、成績を取ることは本当に大変です。でも課題はただ難しいだけでなくその範囲の中でも理解しにくいところを厳選して問題にしてあったりと先生の愛情を感じました。愛の鞭ですかね(笑)それだけやったのでsemesterが終わる頃には疲れもたまっていましたが学問を修めたという実感がとてもあります。

またラボについては先生も一人で課題を終えて欲しいと思ってはいなくて、友達同士での協力することを前提としています。勉強が大変だと一人でこもりそうになりますが、その中で人と協力する大切さもちゃんと教えるそんな大学です。ですが実際はSNSで答えを聞き合う感じだったので最初の授業で友達を作らなかった科目は苦労しました(笑)それゆえ、中間や期末試験以外はみんな成績を普通にやっていれば取れるので成績の差は試験で一番ついていると思います。特に期末試験はとても難しい。実際、平均点が100点中60点のものもありました。

 

シンガポールの研究室(というか研究所)は最高!!

今回私はsemester2の間は授業に加えてシンガポール大学内の研究所でインターンをさせてもらいました。国立大学の研究所なのでとてもお金がある研究所でした。しかし私のようなシンガポールネイティブでない人がインターンをした場合には給料を払ってはいけないルールになってるそうで無給でした。でもお金以上に本当にいろいろなことを教えてくれました。一番良かったことは利益を出すことを3割ぐらいしか考えてないこと。普通の研究所だったら流石に5割は超えてると思います。そうでないとつぶれる。もしくは他の事業で黒字になっている。(Googleとかまさにその例)この研究所で利益を考えすぎなくていいのはシンガポール大学に対して国がお金をかけているからでしょう。一緒に働いていた上司の人も「研究所では人の幸せを作り出すための研究ができるから楽しいんだ、利益追及は僕は好きではない。」と言っていました。

さらに働き方もとても自由。昼休憩は2時間ぐらいある。さらに出勤は遅い人は11時ぐらいなのに18時半には誰もいなくなる。みんな自分のタスクはこなしているが無駄に働くことは絶対にない。私が最後の日にはわざわざ研究チームの人を集めてお別れパーティーを勤務時間内にやってくれるなど本当に働く環境が最高でした。働く時間とプライベートの時間の区別ははっきりしているように感じました。

私はそんな研究室が本当に大好きになり、また戻ってきたいと思います。いつになるかはわかりませんが(笑)

 

シンガポールは全てが最高!!

本当に本当に書ききれないぐらいシンガポールはいい国でした。授業や研究室を見ると日本と全然違いますがたくさん日本っぽいこともあります。もちろん食事はアジアなので似ているし、日本食もたくさんあります。値段は安いものから高いものまでありますが。そしてシンガポール人も中国人もアジア人なので出身国が違くてもどこか過ごしやすく感じることも多かったです。街は近代化していて清潔で、でも街の中に緑もある。シンガポールの欠点をあげるとすれば国の面積が東京都しかないので国内旅行で飛行機に乗ってどこかに行くことができないことぐらいでしょうか。その分アジア近隣諸国に気軽に旅行を安くできるのであまり問題ではありませんが。

 

 

この約1年間本当に楽しかったです!大変なこともゼロではありませんがそれでもポジティブな感情の方が多かったです。

このブログでたくさんシンガポールについて紹介してきたので前の記事を読んでいない人は良かったら読んでみてください!:)

しばらくは日本においていっていたたくさんのやらなければいけないことを消化しつつリケジョを目指していきます!

 

 

 

 

P.S

今週の一冊は「IoTの基本・仕組み・重要事項が全部わかる教科書

八子 知礼 (著), 杉山 恒司 (著), 竹之下 航洋 (著), 松浦 真弓 (著), 土本 寛子 (著)

IoTってなにっていう人におすすめ。IoTについての説明から実際にどのようにデータを集めて分析するのかなどIoTに関する一連のことが載っているのでとても読みやすかったです。分厚いですが文字は大きいのでさっと読めると思います!