ド文系がリケジョを目指すおはなし

日々の記録とモチベとシェア

シンガポール国立大学留学物語①

もうそろそろシンガポール国立大学に留学をしてから3ヶ月という日々が立ちます。

 

そんな時になんでいきなりブログを始めようと思ったかというと私の留学で立ち向かう最初の壁を越えるのに役立ったのがこのブログだったからです。

komi1230.hatenablog.com

友達と4時間以上に渡る相談をする中でこれを紹介してくれて、このブログには本当に救われたなと思う。(その友達にも感謝している)だからもし私と同じような悩みを持つマニアックな人がいたとしたら、この膨大な情報の海の中にでも私の記事を投げ込む理由もあるって思って書いているのである。

 

そもそも私はこの大学に留学をした最大の理由はデータサイエンスの勉強をするため。そうは言ってもここまで3ヶ月あまり波に乗らなかった。それは「留学生活、選択が多すぎて何を選べばいいのかわからなかったからだ。

 

①人

私は留学する前はここに留学に来る人も現地の人も高い意識を持っていて、日々勉強に励んでいると思っていた。

実際、現地人はとても真面目で日本で見たこともないぐらいみんな勉強をしていた。もはや留学生用の寮に住んだ私は現地人と触れ合うチャンスがほぼないし、彼らは土日も夏休みも家で勉強する。

一方、ここに来る留学生が勉強どころか学校にもあまり行かない人も多く、アジアで旅行をするために来ている人ばかりであった。そのような留学生と付き合う必要があるのかまず悩んだ。

さらに日本人と最初は付き合わないようにしようと思っていたが全く付き合わないことは私にはかなりのストレスだった。留学してるくせにと思うかもしれないが、日本人は時にとても自分の助けになるので拒絶する必要はないと思う。(自分の目的にもよると思うけど)

 

結論:

現地人の勉強風景からやる気をもらうこと、気の合う留学生と日本人と適度に付き合うこと

 

②授業

私はデータサイエンスの授業を学部用と院生用とどちらも履修してみた。

まず学部用の授業はデータサイエンスについてはレベルが思ったより高くない。先生は研究者というよりもビジネス経験のある人が多く、やる気もある人が多く面白いが授業のレベルは高くない。しかし、課題の量は尋常に多い。周りの生徒のレベルもそこまで高くはなかった。

一方院1用の授業。授業内容のレベルはそこまで高くない。論文紹介がメインでそんなにマニアックな論文は紹介されない。先生は政府の研究所で働くようなかなりの有力者。しかし学部の授業と一つだけ違うのが課題のレベルが非常に高く、授業のインプットに対してかなりかけ離れた高いレベルの実用的なアウトプットが求められている。

結論:

院生用の授業を取り、課題を大切にするべし。

 

③課外活動

勉強だけでなく様々なサークルや部活が揃っている。

最初の1ヶ月半はもともと好きであった陸上部に入った。そこではもちろん現地人との交流をする中で英語の勉強にもなりとても楽しかった。しかし、留学生というもの色々な予定のせいで練習を休んでしまうことも多く、とても迷惑をかけてしまっていた。自分自身のいい息抜きでもあったので続けるかやめるかかなり悩んだ。

結論:

留学の目的を見つめ直し、データサイエンスの勉強をすることだったので陸上部をやめる。

 

④勉強

私は常に勉強時間が足りてないことを不満に思っていた。なぜなら私は課題に追われるだけじゃなくて自分で好きなことを勉強したり、インターンしたりしたいと思っていた。3ヶ月経って、やっと自分の時間を確保することに私は成功し日本から持ってきた統計本に時間を費やすことができるようになった。しかし、自分の周りがそのようなことをしていなかったのでどうしても辛くなった時になんで本当にこんな留学のでいいのかと不安になった。

結論:

持つべきは友達。解決先は上記。

 

まとめ

留学というのは今までの生活から住む場所、食生活、付き合う友達など全ての環境が変わる。その中でできることは今まで以上に自由があり、悩むとともに楽しみも多い。しかし、だからこそ自分がなんで留学をするのかという目的とそれを果たすのだという強い意志とそれを一緒に頑張れる仲間がとても大切なんだなと当たり前ながら実感した。

 

留学の目的が私のように勉強じゃない人も多いと思う。それならばそれを思いっきり満喫するのが絶対いいと思うし、正しい留学の定義なんてなくて、自分が満足できる定義をいかに作れるかでしかない。