ド文系がリケジョを目指すおはなし

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シンガポール国立大学の食事

こんにちは。気づけば11月も半分過ぎどんどん年末に近付いています。

 

1ヶ月前からシンガポールにいながら日本料理が恋しくてしょうがない時期に突入し、悶々と戦っていたのですが最近解決できてきたので食について今回は書きたいと思います。

 

シンガポール国立大学の中には学部ごとに食堂があり、さらに寮ごとにもあるので軽く10個はあります。それぞれの食堂の中にはアジア各国の料理(インドネシア、タイ、台湾、香港、韓国、日本、中国など)とウェスタンがだいたい入っています。それだけ聞くと種類も多く素晴らしいではないかと思うかもしれませんが問題は味付けがどこも似ている。違う食堂に行っても同じ中国料理の場合同じ味がする。それは考えれば当たり前でなぜなら同じような調味料を使っているからです。全体的にシンガポール料理は油っぽいものが多いです!ウェスタンは流石に店によって違いますがあまり味に期待をしてはいけません。シンガポール国立大学の場合あまりパスタは美味しくありません笑
しかし、utownにあるステーキは1500円という安さ(大学内では高い方)で食べられるのでかなりおすすめ!

 

全体的に言えることは食事の安さ!一食だいたい4ドルで食べられるので現時点の為替によれば約300円でなんでも食べることができる!これはアジア以外の国と日本ではなかなか考えられない物価の安さである!シンガポールは一般的に物価が高いと思われているが食費に関しては何の問題もない。

 

こんな大学内の食事に3ヶ月で飽きてしまった私は街に出て日本食を食べるようになった。それはまさかのとても美味しい!!!

一つシンガポールのレストランで気をつけないといけないことは税金とは別にレストランだと10%多く取られること。つまりメニューの値段に対して1割増し。それはこの国のまた一つ面白いことなのだが、お金を払う余裕がある人からはたくさんとろうという事なのだ。お金がないのなら安く食べられるホーカー(屋外フードコートで屋内のフードコートよりさらに安い)で食べてくれということだ。ちなみにホーカーで食べることは食材を買って料理するより安く食べられる。食材は日本よりも高めに売られているからだ。だから、シンガポール人もホーカーで食べる人が多い。

シンガポールのいいところはお金を出せば日本と変わらない味の日本食を食べることができるということ。例えばかつの店のサボテンだと日本の倍ぐらいの値段はするが、全く同じ味でキャベツも食べ放題だ。これはアメリカやヨーロッパでは考えられないことだろう。

 

つまり、大学内の料理はいつも食べていると味が似ていて飽きてくるが、一歩大学の外で日本食に課金をすれば日本に帰国するよりも安く最高な幸せを感じることができる!!

 

 

 

P.S

今週の一冊はネットで話題の「機械学習のエッセンス」加藤 公一 (著)

ベイズをやろうと思っていたのだがそれよりも本当に必要な理論から勉強しないと時間がないと思い、一回広い範囲をカバーできる本を読もうということでピックアップ。文系脳にもかなり読みやすい一冊。それに基づき次は最適化数学についての勉強をしていくことに決めた。

シンガポール国立大学の授業

こんにちは。気付けば11月。今年も残すは2ヶ月ですね。おかげさまでシンガポールは一年中暑いので気分はずっと8月なのに時だけが経っている感じです笑

 

今回はシンガポール国立大学の授業について書きたいと思います。

 

基本はレクチャー2時間とチュートリアル1時間。

レクチャーは日本の大学の授業と同じように大きな教室で前で先生が喋り、生徒は話を聞いている。そこまでは日本となんら変わりもないが、先生の問いかけに対して絶対に答える人がいること、出席がなくても参加する人が多い。しかも授業中に寝ている人などほぼ見ない。レクチャーによってはweb lectureがあるのでそのような授業については流石に出席率は悪い。

チュートリアルは先生もしくはTAに対して少人数の生徒による空間。コンピューティングの場合は事前に課題が出ていてそれを解いていき、みんなの前でシェアすることや先生への質問タイムとなる。コンピューターサイエンスの課題で面白いのは特に院の授業だが授業で習ったことの延長線上の課題にしても随分と授業からレベルが上がる。授業の復習はもちろんのこと、先生に自ら質問をしないと解けないものも多い。そんなレベルの高い課題だからこそ、質の高いoutputができるのだろう。

 

こんな調子に毎週が進んで行く。おかげさまで慣れるまではレクチャーの準備と復習と課題で毎日が終わる。この大学のいいところは大学内に全てのファシリティーが揃っているから外に出る必要がない。土日以外街に出ないなんてよくあることだ。現地の学生の場合、土日も勉強しているのでほとんど遊んでくれない。一方ほとんどの留学生は毎日遊んでいるから正反対な生活である。私にはこの量の勉強でも最初の2ヶ月はそれしかできなかった。しかし、香港人の友達がこれでもまだ楽だと言っていた。アメリカ人の友達もこれは課題が少ないと言っていた。授業以外の時間は宿題をやらないと絶対に終わらないらしい。だから、友達とご飯を食べるなんて昼だけと言っている人もいた。

 

大学内にバーがあるものの酔いつぶれてる人を見たことがない。そもそもの習慣が全く違う。もちろんそういうこともしている人もいるけど、シンガポールの教育制度により勉強している人は本気で勉強している。シンガポール国立大学に入る人は小学校の頃からテストにパスをして、ずっと優等生としてここまで来た人だけが入学できるらしい。留学でここに入るのと、現地生で入るのではレベルに差があるのも当たり前だろう。

 

日本も教育制度を変えればいいという簡単な結論に至らないのもわかっている。教育制度は大きく社会人になってからの社会の仕組みにも影響を強く与えている。

例えばシンガポールでは勉強をこんなに頑張るのに、会社に入ってからは日本の方が勤労だと言っていた。いい会社に入るために彼らは勉強をしていて、会社に入ってからが自分の時間。

 

何が正しいのかなんてわからないし、正解なんてどこにもない。だからこそ私は何においても自分で定義して、それを自分で突き通していく。そういう人になりたい。

 

P.S

今週の一冊は緑本データ解析のための統計モデリング入門――一般化線形モデル・階層ベイズモデル・MCMC (確率と情報の科学) 」久保 拓弥 (著)

Rを使って実装できるので取っ付きやすさがある一方、詳しくMCMCベイズ理論については書かれてないので、次週はベイズ統計についての本を読んでいきたい。

 

シンガポール国立大学留学物語①

もうそろそろシンガポール国立大学に留学をしてから3ヶ月という日々が立ちます。

 

そんな時になんでいきなりブログを始めようと思ったかというと私の留学で立ち向かう最初の壁を越えるのに役立ったのがこのブログだったからです。

komi1230.hatenablog.com

友達と4時間以上に渡る相談をする中でこれを紹介してくれて、このブログには本当に救われたなと思う。(その友達にも感謝している)だからもし私と同じような悩みを持つマニアックな人がいたとしたら、この膨大な情報の海の中にでも私の記事を投げ込む理由もあるって思って書いているのである。

 

そもそも私はこの大学に留学をした最大の理由はデータサイエンスの勉強をするため。そうは言ってもここまで3ヶ月あまり波に乗らなかった。それは「留学生活、選択が多すぎて何を選べばいいのかわからなかったからだ。

 

①人

私は留学する前はここに留学に来る人も現地の人も高い意識を持っていて、日々勉強に励んでいると思っていた。

実際、現地人はとても真面目で日本で見たこともないぐらいみんな勉強をしていた。もはや留学生用の寮に住んだ私は現地人と触れ合うチャンスがほぼないし、彼らは土日も夏休みも家で勉強する。

一方、ここに来る留学生が勉強どころか学校にもあまり行かない人も多く、アジアで旅行をするために来ている人ばかりであった。そのような留学生と付き合う必要があるのかまず悩んだ。

さらに日本人と最初は付き合わないようにしようと思っていたが全く付き合わないことは私にはかなりのストレスだった。留学してるくせにと思うかもしれないが、日本人は時にとても自分の助けになるので拒絶する必要はないと思う。(自分の目的にもよると思うけど)

 

結論:

現地人の勉強風景からやる気をもらうこと、気の合う留学生と日本人と適度に付き合うこと

 

②授業

私はデータサイエンスの授業を学部用と院生用とどちらも履修してみた。

まず学部用の授業はデータサイエンスについてはレベルが思ったより高くない。先生は研究者というよりもビジネス経験のある人が多く、やる気もある人が多く面白いが授業のレベルは高くない。しかし、課題の量は尋常に多い。周りの生徒のレベルもそこまで高くはなかった。

一方院1用の授業。授業内容のレベルはそこまで高くない。論文紹介がメインでそんなにマニアックな論文は紹介されない。先生は政府の研究所で働くようなかなりの有力者。しかし学部の授業と一つだけ違うのが課題のレベルが非常に高く、授業のインプットに対してかなりかけ離れた高いレベルの実用的なアウトプットが求められている。

結論:

院生用の授業を取り、課題を大切にするべし。

 

③課外活動

勉強だけでなく様々なサークルや部活が揃っている。

最初の1ヶ月半はもともと好きであった陸上部に入った。そこではもちろん現地人との交流をする中で英語の勉強にもなりとても楽しかった。しかし、留学生というもの色々な予定のせいで練習を休んでしまうことも多く、とても迷惑をかけてしまっていた。自分自身のいい息抜きでもあったので続けるかやめるかかなり悩んだ。

結論:

留学の目的を見つめ直し、データサイエンスの勉強をすることだったので陸上部をやめる。

 

④勉強

私は常に勉強時間が足りてないことを不満に思っていた。なぜなら私は課題に追われるだけじゃなくて自分で好きなことを勉強したり、インターンしたりしたいと思っていた。3ヶ月経って、やっと自分の時間を確保することに私は成功し日本から持ってきた統計本に時間を費やすことができるようになった。しかし、自分の周りがそのようなことをしていなかったのでどうしても辛くなった時になんで本当にこんな留学のでいいのかと不安になった。

結論:

持つべきは友達。解決先は上記。

 

まとめ

留学というのは今までの生活から住む場所、食生活、付き合う友達など全ての環境が変わる。その中でできることは今まで以上に自由があり、悩むとともに楽しみも多い。しかし、だからこそ自分がなんで留学をするのかという目的とそれを果たすのだという強い意志とそれを一緒に頑張れる仲間がとても大切なんだなと当たり前ながら実感した。

 

留学の目的が私のように勉強じゃない人も多いと思う。それならばそれを思いっきり満喫するのが絶対いいと思うし、正しい留学の定義なんてなくて、自分が満足できる定義をいかに作れるかでしかない。

 

 

 

はじめまして

はじめまして。現在大学3年生のYUKIです。私は大学には経済学部で入学しましたが、その後色々ありまして今はデータサイエンスに興味を持って勉強しています。特に機械学習、深層学習をどうやってビジネスに生かしていけるのかということに重点をおいて勉強しています。

 

そんな私は今は交換留学をしてシンガポール国立大学に来ています!

 

このブログでは私の個人的な視点で見たシンガポールのこと、データサイエンスのことを語っていきたいと思います。

 

まだまだ日本ではデータサイエンスに興味を持つ女子は少ないと思います。だからこそ女子目線でのデータサイエンスについても合わせて語っていきます。そういう人の手助けに少しでもなれば私も嬉しいな。

 

気長に気が向いた時に書いて行くので気ままに読んでいただければと思います。

 

どうぞよろしくお願いします🤗